PRP(多血小板血漿)治療

血液の再生パワーで傷ついた組織を修復、痛みを改善

PRPとは血液中の血小板を濃縮させた治療液で、細胞の成長因子を大量に含んでいます。成長因子は、靭帯や軟骨の主要成分であるコラーゲンを作り出す作用があります。このPRPを膝に注射すると、弱った靭帯や軟骨が丈夫に蘇り、痛みが改善されていきます。また、PRPは骨や筋肉など、タンパク質を含むあらゆる組織に作用するので、弱った患部の組織全体を修復させることもできます。

PRPとは血液中の血小板を濃縮させた治療液で、細胞の成長因子を大量に含んでいます。成長因子は、靭帯や軟骨の主要成分であるコラーゲンを作り出す作用があります

注射だけの手軽な治療ながら、組織の修復に伴い痛みが生じる

採取した血液から、血小板を豊富に含むPRPを膝に注入します。切開や入院の必要がない手軽な治療法といえますが、治療から3日〜4日間は傷ついた患部が修復される生体反応として、炎症をおこしたようなズキズキとした痛みが生じます。
治療後1週間あたりから痛みが治まってきますので、軽いストレッチなどのリハビリで患部を動かすと修復効果が高まります

傷ついた患部が治っていく過程で痛みが生じる

効果とメカニズムまとめ

  • 血液中の成長因子などの働きで、靭帯と軟骨が修復される
  • 治療から数日は修復に伴う生体反応で、患部に痛みが生じる
  • 術後の積極的なリハビリが、患部の修復効果を高める

治療方法について