ひざの痛みの治療法「テーピング」とは?|変形性膝関節症コラム

ひざの痛みの治療法「テーピング」とは?

ひざの痛みの予防と対策方法の一つに、テーピングがあります。テーピングとは、ひざの補助としたり、悪化を防いだりするものです。今回は、このテーピングについてその方法やメリット・デメリットをご紹介します。

テーピングはひざの痛みの予防と緩和効果あり

ひざが痛いとき、歩いたり曲げ伸ばしたりするとき、なかなかつらいものがありますよね。そんなときに行われるのが、ひざのテーピングです。テープをひざの周囲に貼ることで、補助や悪化の予防になります。このテーピングのメリットとデメリットを確認していきましょう。

テーピングのメリット

加齢によって、ひざの軟骨がすり減ったり、筋力が低下したりすることで、ひざは変形性膝関節症などを引き起こし、痛みを生じます。このひざの痛みの予防と対策にはさまざまなものがありますが、中でも悪化を防ぐためのサポートとなる「テーピング」は、広く行われている方法です。 このテーピングのメリットを見ていきましょう。

安価で簡単に足を安定させられる

ひざ周りを固定して安定させ、サポートするには、補助器具などを使う方法もありますが、テーピングは中でも比較的安価で、しかも簡単に行える方法です。

歩行や軽い運動がしやすくなる

テーピングのもう一つのメリットは、テーピングを施すことによって、関節や足の運動が助けられ、筋肉が使いやすくなるので、歩行や軽い運動がしやすくなることです。

テーピングのデメリット

一方、テーピングにはデメリットもあります。容易に行える反面、長時間使用することで不具合が起きてくることもあります。テーピングを行う際には、下記のデメリットをよく読んで、適切な方法で行うのをおすすめします。

長く貼っていると皮膚がかぶれてしまうことも

皮膚が弱い人は、テープによるかぶれ炎症が起きることがあります。せっかくのひざのサポートが台無しになってしまうので、皮膚がかぶれやすい人は避けたほうがいいでしょう。

貼り方によってはひざの痛みの症状を悪化させてしまう

テーピングは、正しい方法で行う必要があります。誤った貼り方や巻き方をすると、かえってひざに負担がかかり、ひざの痛みが悪化する可能性もあります。また、長時間貼っていると、足の筋肉が弱ることもあります。ひざ周りの筋肉を使って歩いて弱らせないことも必要です。テーピングはバランスを見て使用したいものですね。

知恵まとめ
  • ひざの周りにテーピングをすると補助の役割や悪化の予防になる
  • テーピングのメリットは、安価でひざをサポートし歩きやすくなる
  • テーピングのデメリットは、皮膚のかぶれや筋肉が弱る恐れ、誤った貼り方は悪化を招くことなどがある
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