ひざ関節の痛みに悪影響を及ぼす食べ物・飲み物とは?

ひざ関節の痛みに悪影響を及ぼす食べ物・飲み物とは?

ひざ関節の痛みにお悩みのあなた。ひざ軟骨は、食事では治せないと思っていませんか? けれど、ひざ軟骨に有効な成分を食事で補ったり、骨を強化するカルシウムを積極的に摂取したりすることは、ひざの痛みに良い影響をもたらします。また、一方で、ひざ関節に対して悪い影響をもたらすものも。早速見ていきましょう。

ひざ関節の痛み関係する食べ物・飲み物

ひざ関節の痛みに良くない食べ物や飲み物とは、簡単にいえば、ひざ関節に良い働きをする成分を体外へ排出してしまったり、吸収を妨げたりするものです。具体的にはどのような成分があるのでしょうか?

カルシウムを体外に排出してしまうカフェインや塩分に注意!

膝関節 カフェイン
カルシウムを排出してしまうカフェイン。コーヒーの含有量は玉露に次ぐ2位

ひざ関節を強くするには、骨が強いことが条件。つまり、骨を作るカルシウムは体にとって必要不可欠というわけです。しかし、いくらカルシウムを意識的に摂取しても、カルシウムが体外へ排出されてしまうことがあるのです。その成分とは、カフェインや塩分。どちらも摂取しすぎることでカルシウムを体外へ排出されてしまうため、よく注意が必要です。

全日本コーヒー協会によれば、カフェインを多く含む飲料とその含有率は、玉露が約0.16%、コーヒーが約0.06%、紅茶が約0.03%、煎茶とウーロン茶が約0.02%となっています。

また、厚生労働省が定めた「日本人の食事摂取基準(2015年版)の概要」によれば、塩分の目標量は一日あたり18歳以上の男性が8.0g未満、18歳以上の女性が7.0g未満となっています。普段の食生活で塩分摂り過ぎにならないように注意したいものです。特に注意すべきなのは、ドレッシング、麺類の汁、加工肉食品などです。また、外食は全般的に塩分が多めに作られていることが多いので、出来るだけ控えるようにするのも考えたいところです。

リン酸塩にも注意しよう

膝関節 リン酸塩
インスタントラーメンは塩分も多い!

また、リン酸塩という成分は、カルシウムの吸収を阻害してしまうといわれています。リン酸塩は食品の水分保持のために、ハムやソーセージ、魚肉練り製品などに含まれています。インスタントラーメンなどにもコシや色を良くするために使われることがあります。その他、瓶詰や缶詰、清涼飲料水などにも利用されています。 あらかじめ含まれている食品を知っておき、購入時には避ける、外食時には残せるものは残すなどしてできるだけ摂らないようにしましょう。

喫煙も注意!

食べ物とは異なりますが、喫煙も変形性膝関節症に悪影響を与える可能性があります。悪影響とは、「末梢循環不全」を起こすということです。末梢循環不全とは、心臓や血管から、手足の先などの末梢の血管に、必要な質と量の血液を循環させられない状態のこと。末梢循環不全になると、ひざ関節内の「滑膜(かつまく)」への血流も低下してしまいます。 滑膜とは、関節内で、重要な栄養となる「関節液」を産み出す重要な役目を果たしているものです。よって、滑膜へ栄養がきちんと届けられなければ、関節内の栄養状態も不十分な状態になってしまうのです。よって、喫煙習慣のある人は、できるだけ控えるようにして、末梢循環不全になるのを防ぎましょう。

骨と関節にとって欠かせないカルシウムを守るために、ぜひカフェイン、塩分、リン酸塩には注意したいところです。また、喫煙についても、習慣付いている人は意識の改めが必要です。

知恵まとめ
  • ひざ関節の痛みには、カルシウム摂取が大切
  • カルシウムを体外へ排出してしまうカフェインや塩分には注意
  • カフェインの吸収を妨げるリン酸塩、ひざ関節内の栄養状態に関わる喫煙にも注意が必要
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