ひざ痛のあなたは要注意! 話題のサルコペニア肥満とは?

ひざ痛のあなたは要注意! 話題のサルコペニア肥満とは?

ひざの痛みに悩まされている方に、ぜひ知っておいてほしい「サルコぺニア肥満」。あのメタボリックシンドロームよりも、動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病リスクが高いといわれる肥満です。さらに要介護リスクも。特に、ひざに痛みをきたしやすい高齢者に多いため、あなたもきっと例外ではないはずです。そこで、サルコぺニア肥満についてちょっと詳しく知って、自己診断してみましょう。

サルコペニア肥満とは

サルペコニア肥満 画像
出典:[Kewpie news]

サルコぺニア肥満とは、簡単にいえば、「筋肉が減り、脂肪に置き換わってしまう」こと。サルコぺニアの「サルコ」とはギリシャ語で「筋肉」の意味で、「ペニア」は「不足・減少」を意味します。筋肉が減るのは加齢によって起きる自然現象ですが、日頃の運動不足や偏った食事、食事制限によるダイエットなども原因です。筋肉が減少すれば、それだけ脂肪を燃やしにくくなるため、さらに脂肪を貯め込んでしまうという悪循環に。これが進むと、どんどん運動するのが億劫になり、ただ筋肉が脂肪に置きわる一方になってしまうのです。

ひざの痛みにつながることも……

実はサルコぺニア肥満になると、ひざの痛みにつながることも。もともと、肥満はひざ関節への負担になり、軟骨の摩擦を促してしまいます。よって、サルコぺニア肥満もひざ痛の原因になり得るのです。もし今、ひざの痛みがある方は、サルコぺニア肥満に該当する可能性があります。

あなたは「サルコぺニア肥満」?診断してみよう

そこで、簡易的にサルコぺニア肥満を診断できる方法をご紹介します。

BMI値と筋肉率

サルコペニア肥満 診断
※イメージです

一般的に、サルコぺニア肥満を測るためには、BMI値と筋肉率の2つを使用します。以下に当てはまる人は、サルコペニア肥満が疑われるでしょう。

BMI値:25以上

筋肉率:女性22%未満/男性27.3%未満

BMI値とは、体格を表す指標のことで、「体重(kg)÷(身長×身長)(m)」の計算式で算出できます。 また、筋肉率とは、体重のうち体を動かす筋肉である「骨格筋」がどれくらいの割合かの数値です。筋肉率を測るには、専用の体重計などの測定器が必要です。

収縮期血圧・中性脂肪・HbA1c

もし健康診断などの結果数値が手元にある場合、収縮期血圧、中性脂肪、HbA1cの項目でもある程度診断することができます。サルコぺニア肥満の人は、この3つの数値が高い傾向があることが分かっています。

収縮期血圧:150mmHg前後

中性脂肪:200mg/dl前後

HbA1c:6%前後

こちらは目安になりますが、これらの数値に近い場合には注意が必要です。ちなみにHbA1cとは、糖尿病の診断指標として使われる数値です。

もし心当たりのある方は、できるだけ早期の対策をおすすめします。

知恵まとめ
  • サルコぺニア肥満とは、筋肉が減り、脂肪に置き換わること
  • ひざの痛みがある場合、サルコぺニア肥満の可能性がある
  • BMI値と筋肉率、他にも収縮期血圧や中性脂肪などの健診数値にも現れる
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