変形性膝関節症のリハビリで知っておきたい3つの注意点

変形性膝関節症のリハビリで知っておきたい3つの注意点

ひざの痛みに悩まされている方の中には、変形性膝関節症の方もいることでしょう。変形性膝関節症とは、ひざ関節の内部にある、クッションの役割を果たしている軟骨がすり減ることで、関節の変形が進み、関節内の炎症やひざの曲げ伸ばし時に痛みなどの症状が出る疾患です。この変形性膝関節症を予防・治療する方法には、リハビリテーションがあります。そこで、今回はこのリハビリにおける注意点をご紹介します。

変形性膝関節症のリハビリとは?

変形性膝関節症 リハビリ

病院で変形性膝関節症と診断された場合、一般的には保存療法と手術療法の2種類の方法で治療を行います。中でも、リハビリは、保存療法の一つです。保存療法には、リハビリの他にもサポーターをつけたり、熱を加えたり、ヒアルロン酸注射を打ったりと、さまざまな方法があり、これらのあらゆる方法を組み合わせて行うのが一般的です。

このリハビリには、ひざの曲げ伸ばしがきちんとできるようにするものや、ひざを支えるための筋肉を強くする方法などがあります。

リハビリにおける3つの注意点

ひざの痛みの改善が期待できるリハビリですが、実際に行う前に、ぜひ知っておいてほしいことがあります。リハビリでは、特にひざを動かすことが多くなるので、無理をするとかえって悪化してしまうこともあります。また、リハビリはきちんとその意味を理解しながら実践することが大切です。 そこで、特に注意したい3つのポイントをご紹介します。

1.ただやみくもに運動量を増やすのは逆効果

リハビリといえば、運動というイメージがありますが、筋力をつけてひざを強化したいと思い、ただやみくもに歩いたり、運動量を増やしたりしようとするのは間違いです。リハビリは、普通の運動とは異なり、ただ動かせばいいというわけではありません。その目的を正しく理解して、どのような効果があるのかを知った上で実践しましょう。

2.ひざ関節に体重をかけて曲げ伸ばしをすると効果的

リハビリの効果を上げるための一つの方法として、ぜひ実践してほしいことがあります。傷ついた軟骨を回復させ、良い軟骨をたくさん作るためには、関節でつながれている骨と骨とを密着させるように圧力をかけるとより効果が見込めるといわれています。そこで、ただひざを曲げ伸ばしするのではなく、できるだけひざ関節内部の骨と骨が密着するように体重をかけながら行ったり、ひざ関節に圧力をかけるようにこすったりするのをおすすめします。

3.筋力アップのためだけにやるのはNG

実は、リハビリはあまり効果がないという研究結果が発表されたことがあります。しかし、それはただ「筋力アップのためだけ」に実践した場合のことです。筋力を強くすればひざの痛みが治るというわけではないので、リハビリを始める際には、筋力アップのためだけでなく、軟骨の再生のためのものかどうかをきちんと確認してから実践するのをおすすめします。

知恵まとめ
  • 変形性膝関節症のリハビリは、目的を理解して正しい方法で適度に行うことが大切
  • リハビリの際は、関節内の骨と骨とが密着するように圧力をかけながら行うと効果的
  • 筋力アップでなく、軟骨の再生という目的かどうかを確認して行うことが重要
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