もっと知りたい! 関節のこと。関節の種類とその働きとは?

もっと知りたい! 関節のこと。関節の種類とその働きとは?

ヒトの体には、68個の関節があると言われています。特に私たちの下半身には、ひざ関節、股関節や足関節といった関節があり、人の体を維持する上でとても大きな役割を担っているのです。では、それらの関節にはどんな種類があるのでしょうか。

主な関節の種類は6個! 動かない関節もある!?

関節 種類
出典:[カラダラボ]

68個もの関節がありますが、実はその主だったものは6種類と意外と少ないもの。それでも、各所の機能に合ったスムーズに動く仕組みになっています。ただ、関節はすべて動くものだと思っていませんか? 実は、中には動かない不動関節というものもあるのです。 では、そんな関節の主な6種類を詳しく見てみましょう!

もっとも可動域が広い球関節

もっとも稼動域が広いのが肩や股関節などの球関節です。球関節は、骨の端がほぼ球状になっていて、もう一方はそれがピッタリとはまるような形になっている関節のこと。回転軸が複数あるため、前後左右だけでなく、クルクルと360度自由な方向に動かすことができるという素晴らしい機能を持っています。しかし、残念なことにその半面、脱臼もよく見られるのが特徴です。

車輪のように回転できる車軸関節

車の車輪のように回転させることができるのが、首や前腕に存在する車軸関節です。車軸関節は突起を持った骨が、もう1本の骨の穴にすっぽり入った状態の関節のこと。背骨の上のほうにある関節で、首を横に自由に振ることができるのはこの関節のおかげです。首を動かしてみればわかりますが、車軸関節は曲げたり伸ばしたりといった単純な動きのみしか行うことはできません。

指を動かすための楕円関節

楕円関節は一方の骨が楕円形をしていて、それを受ける骨の側もおわんのような形をしている関節のことです。機能的には球関節とほぼ同じ。しかし、楕円関節は関節面が球状ではなく、楕円型になっています。そのため回転することはほとんどできなませんが、前後左右に自由に動かすことはできます。代表的な楕円関節には、指の関節があげられます。

親指を自由に動かすための鞍関節

馬の鞍に乗ったような形の関節が鞍関節。楕円関節同様、前後左右には動かすことはできますが、回転はできないのが特徴です。親指の付け根にある関節のことで、親指が他の指に比べて自由に動かすことができるのは、この関節の働きによるものです。

あまり動かない平面関節

背骨などの平面同士で合わさっていて、互いにスライドするぐらいの動きしかできないのが平面関節です。冒頭でも少し触れましたが、このように実はほとんど動かない関節や全く動かない関節もあるのです。平面関節は動きこそ小さいですが、体の中心に存在することもあり、背中の動きをつかさどる重要な役目を果たしています。

膝をつかさどる蝶番関節

文字字通りドアの蝶番のように折りたためることからそう呼ばれている関節ですが、一方向にしか折り曲げることはできません。膝関節は、この蝶番関節に分類されます。 そう言ってしまうと、蝶番関節は一定方向にしか動かすことができないデメリットの多い関節だと感じがちです。しかし、筋肉などの組織にとってはあまり稼動域が広くなると損傷の原因になることも…。稼動域の少ない蝶番関節は、球関節などに比べると負担は少なくて、体にとっては好都合なのです! しかも、膝関節は体全体のすべらかな動きを実現するために、多少であればひねることもできるなど、優れた機能を持っています。

特筆すべきは膝関節と股関節の合わせ技!

膝関節 股関節 動き 膝も含めた下半身の関節で注目すべきは、先にも述べたように、股関節が稼動域のもっとも広い球関節でできているということ! 一方向にしか曲げられない膝関節の上にこの股関節が存在していることで、私たちの足はより自由な動きを作り出せるようになっているのです。

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