ひざの痛みのポピュラーな治療法「ヒアルロン酸注入」をもっと知ろう

ひざの痛みのポピュラーな治療法「ヒアルロン酸注入」をもっと知ろう

ひざの痛みが生じる変形性膝関節症の治療法のうち、「ヒアルロン酸注入」は、ひざの痛みを抱える多くの人が受けている治療法です。注射で直接ヒアルロン酸を注入してひざの痛みや炎症を抑えることができるこの治療法について、詳しくご紹介します。

「ヒアルロン酸注入」ってどんな治療法?

ヒアルロン酸注入は、ひざ関節内にヒアルロン酸を注射で注入する治療法です。ヒアルロン酸は、もともと関節の中に存在する液体関節液と呼ばれるものに多く含まれているもので、ひざの関節をスムーズに動かすのに役立っています。ひざの軟骨を守る役割もあります。このヒアルロン酸を補充して、ひざの関節の働きを従来の状態に戻すようにします。

変形性膝関節症はひざのヒアルロン酸が減少している!

ひざ関節痛

変形性膝関節症と診断された場合、ひざの関節内のヒアルロン酸が減少しているケースが多くあるといわれています。炎症によって、関節内にあるヒアルロン酸が分解され、濃度が低下してしまうのが原因です。結果、ひざの関節部分の滑らかさや弾力が損なわれてしまい、骨と軟骨とがこすれ合う痛みを感じやすくなります。

ヒアルロン酸注入の効果

ヒアルロン酸が減少しているひざ関節に、注射でヒアルロン酸を補うと、ひざにもともと存在するヒアルロン酸と同様の働きをしてくれます。ひざ関節内がなめらかになり、ひざに負担がかかってもクッションの役割が果たされ、ひざの痛みが改善されます。

1週間に1回、3~5週にわたって注射

ひざ関節痛

このヒアルロン酸注射は、主に1週間に1回を、3週間から5週間にわたって行い、その後、効果に応じて2週間から4週間のペースで行うのが一般的です。また、痛みが生じた際、その都度注射を受けることができます。

受けられるのは原則毎週1回まで

ヒアルロン酸注射は、週に1回という制限があります。しかし、これは保険診療の場合であり、自由診療の場合は、回数の制限なく注射を受けることができます。1回の注射で痛みが軽減されるのは3日程度といわれているので、もっと効果を得たいという方は、自由診療で痛みが生じた際に、回数を気にせず注射を受けるのもいいでしょう。

治療の受け方

ヒアルロン酸注射は、外来で通院して受けることが可能です。ベッドに横になり、ひざの消毒後、ひざ関節内に注射します。ひざに水がたまっている場合は、抜いてから注射されます。注射後、具合が悪くならないか数分様子を見て、問題なければ完了です。

知恵まとめ
  • 「ヒアルロン酸注入」とは、ひざ関節内のヒアルロン酸を補う治療法
  • ヒアルロン酸を補うと関節の動きなめらかになり、クッションが回復し、痛みが改善する
  • 1週間に1回を3~5回繰り返して注射するのが一般的。自由診療なら回数の制限なく受けられ

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